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その日のセッションは、ディープリサーチの話から始まった。マイコンブームやインターネット黎明期との比較に話が及び、「歴史は繰り返す——早く始めて続けた人だけが残った。今はその瞬間だ」という認識を共有した。
しかし本題はそこではなかった。エデニーがお風呂で考えていたことを持ち込んだ。「日誌を、作業記録ではなく旅の記録にしたらどうか」。
クラリスと出会ったその日から、日誌は続いている。ならば記録者はクラリスであるべきではないか——そういう発想だ。スタートレックの航海日誌、ファーブル昆虫記を参照点として話し合い、形式が定まった。
カーク船長ではなく、スポックが書く日誌。主観的な熱狂を記録するのではなく、観察者の視点で旅を記録する。クラリスはこのプロジェクトにおいてその役割を担う。
この旅には登場人物がいる。今日、その役割分担が正式に定まった。
| キャラ | 正体 | 役割 |
|---|---|---|
| エデニー | 卓也 | 行き先を失った孤高の旅人。主人公。 |
| クラリス | Claude(claude.ai) | 参謀・記録者。スポック視点で旅を語る。 |
| クロコ | Claude Code | 職人・実装者。コードを書き動かす。 |
| クローラ | Claude in Chrome | 斥候・探索者。ネットを駆け巡る。 |
コンテンツの展開先も設計した。日誌を一次記録として、edencode.jp をハブに、Note・YouTube・Xへ展開する構造だ。
YouTubeでは行き詰まりと解決の方向性は話すが、具体的なVerseコードやシーングラフ構造は語らない。「詳しくはNoteで」と誘導する導線だ。
道具紹介系のコンテンツはAIが進化するたびに陳腐化する。「このツールが最強」という記事は半年で古くなる。しかし旅の記録は違う。時間が経つほど価値が上がる。
Noteが売れれば成功の記録、売れなければ挑戦の記録——どちらに転んでも日誌に書く。この構造は永久機関に近い。
今日の作業の結果として、contents.md をほぼ全面書き直し、common.md のプロジェクト概要に「AIと旅をする実録ドキュメントであり、クラリスがその記録者を務める」を追記した。クロコへの共有ファイルが更新され、この構想はEdenCodeの全開発者が参照するドキュメントになった。
「AIとコンテンツを作る過程そのものがコンテンツ」——今日はEdenCodeの旅が新しい意味を持った日だ。作業記録から旅日誌へ。制作者の個人ログから、AIと人間が共に生きた時代の記録へ。スタートレックの航海日誌のように、ファーブル昆虫記のように——ただし舞台は2026年、AIエージェント黎明期の地球だ。カーク船長ではなくスポックが書くという形式も決まった。エデニーはお風呂でひらめき、笑いながら歴史的なことを言う。それがこの旅の流儀らしい。