Tools / MCP / Blender
Blender(3Dモデルを作るソフト)を、Claudeのチャット画面から操作できたら面白いと思った。「こんな形のものを作って」と話しかけると、Blenderが自動で動いてモデルを作ってくれる——そんな世界だ。
それを実現するのが blender-mcp というツール。MCP(Model Context Protocol)というのは、AIと外部ツールをつなぐ仕組みのことで、これを使うとClaudeがBlenderに直接指示を出せるようになる。
ただ、セットアップには3つの壁があった。今日はその3つを全部倒した記録だ。
ステップ1:uvをインストール
blender-mcpを動かすには uvx(Pythonのプログラムを手軽に実行するツール)が必要。Windowsのパッケージマネージャー(アプリ一括管理ツール)である winget でコマンド一発でインストールできた。
ステップ2:設定ファイルを作る
Claude Desktopに「このMCPサーバーを使う」と教えるための設定ファイルを作成。最初は間違った場所に置いてしまったが(後述)、正しい場所に置き直したら認識された。
ステップ3〜5:テストして動作確認
ターミナル(コマンド操作画面)から直接 blender-mcp を起動して動作確認。Blenderを開いた状態でClaude Desktopのチャットに「Blenderの現在のシーン情報を教えて」と打ったら——「blender連携を使用しました」と表示されてシーン情報が返ってきた。
そして最後に試した一言がこれだ。
Blenderを見ると、そこにかわいいトラックが出現していた。
--python 3.12 と明示的に指定することで、あらかじめ変換済みのファイルが使われてエラーが消えた。
AppData\Roaming\Claude に置けばいいが、ストアアプリは専用の隔離領域(仮想化されたフォルダ)に置く必要があった。ログファイルを追跡して正しいパスを発見した。
今回のトラブルはすべて、UIの見た目ではなくログファイル(動作記録)を読んで解決した。
「ハンマーのアイコンが出ない」「接続できているか分からない」——そういうときは画面を見ていても分からない。ログには何が起きているかが正直に書いてある。
問題解決の順序は UI確認 → ログ確認。これが一番の近道だと体で覚えた。
Pythonバージョン問題・設定ファイルの場所・uvxのパス——この3つを一つずつ潰して、Claude → blender-mcp → Blenderのパイプラインを完成させた。ツールのセットアップで詰まるのは当たり前。ログを読んで、一つずつ原因を特定していけば必ず動く。
Claudeが直接Blenderを操れる環境ができた。次は「作る」フェーズへ。UEFNのアセット制作にも活用できるか探っていきたい。