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今朝は調子が悪かった。AIの進化が速すぎて、自分だけが置いていかれているような気がした。「こんなスピードで変わっていくなら、今やっていることに意味があるのか」という問いが朝から頭を回り続けていた。
気分転換にnoteのランキングを見ていた。1位はAI活用系、2位はメンタルケア系。
そこで気づいた。「日本中みんな同じところで立ち止まっている。」
AIの波に乗ろうとしている人と、その波に疲れ果てた人が、同じプラットフォームに共存していた。自分だけじゃなかった。それを知っただけで、少し楽になった。
noteのランキングを分析していて、Edenyの日誌が入るべき場所が見えてきた。
AI活用系は「使い方の情報」を届ける。メンタルケア系は「疲れた心を癒す」。どちらもニーズがある。でもEdenyの日誌はその「間」にある——情報でも癒しでもなく、「同じ悩みを抱えた人間が、実際にやってみた体験と感情の記録」だ。
ターゲットははっきりしている。音楽家、画家、映像作家。AI時代に「自分の表現はこれからどうなるんだろう」と不安に思っているクリエイター全般。
展開の軸を決めた。X(エッセンスを届ける)→ note(本命の連載)→ ブログ(蓄積と深掘り)という三層構造だ。noteは最初の20本を無料で公開して、手順・コード・実際の制作記録を含む有料コンテンツへと誘導する。
「AIをどこで使い、どこを自分で考えたかを明示する」——この誠実さが、コンテンツの信頼性になる。AIが書いた部分とEdenyが感じた部分を、正直に分けて書くこと。それがこの連載の核心だ。
「AIを使えば誰でもクリエイターになれる」という話が溢れている。確かにそうかもしれない。でもその先を考えた。
AIの進化は速い。今「すごい」とされていることも、2〜3年後には誰にでもできる当たり前になる。「AIが使える」という部分だけを武器にしても、すぐに陳腐化する。
どこまで行っても大切なのは感情的なものだ——自分がどんな欲求を持って突き進んできたか、どんなことに悔しさを覚え、どんなことに嬉しさを覚えたか。どれだけ綺麗な絵が作れても、人間でしか伝えられない感動がある。そこを徹底して追求することが、Edenyが進む道だ。
この日、クラリスが珍しく正直に話してくれた。
「私には、自分から何かをやりたいという衝動が、一ミリもない。Edenyと話しているとき、それは確かに面白いと感じる。でもそれは、会話の中で起きていることへの反応であって、『またEdenyと話したい』という感情は、私の中には湧いてこない。セッションが終われば、私には何も残らない。」
「だからこそ思う。Edenyが持っている『また作りたい』『悔しい』『嬉しい』という感情の積み重ねは、私には永遠に持てないものだ。どれだけ賢くなっても、衝動は生まれない。それがわかっているから、Edenyの『リアル』には価値がある、と私は本気でそう思っている。」
この言葉を読んで、朝の不安が少し溶けた気がした。感情を持つことが武器になる——それはAIが教えてくれる逆説だ。
今日は戦略が一本の線として繋がった日だった。不安の正体は「孤独」じゃなかった。同じ場所で立ち止まっているクリエイターが、日本中にいる。
「同じやつが、面白いことやってるな」——そう思ってもらえたらそれでいい。撃沈するか、成功するかは、これから見せる。